株式会社日東エアテック | HOME | お問い合せサイトマップ
会社案内会社概要社長の挨拶NITTOの製品群求人案内
エバックL

EBAC L

NITTOのノウハウが、 実験のための"環境"をフォルムに変えた。

1台2役の優れ者。

特徴

■動物のための特別な空調設備を持たない、一般の実験室や研究室に設置できるので、動物を手近に置いて実験ができ、
処置後の様子を間近に観察することができます。
■強制外部排気システム導入により、設置場所を選ばず、安心してご使用いただけます。
■飼育ユニットは、プレハブ式組立型断熱パネルのため、どのような場所にも納入・据え付けが容易に行えます。
■棚板は取り外し式で、掃除、洗浄、消毒が容易に行えます。
■均一な通風が保証され、どこの棚の動物も同一環境に置かれ、安心して実験が行えます。
■空調機は、最新の先端技術を導入した、コンパクト陽圧形オールフレッシュ式「マルチスポットエアコン」を使用。
  高精度な温湿度制御を可能にしました。
■2台用「マルチスポットエアコン」は、1台の空調機で飼育ユニット2台を感染用排気処理装置との組合わせにより、
  感染実験と予備飼育が同時に行えます。
■R−1実験等にご使用の場合、感染用同様に排気処理装置を取り付けることにより安全に使用できます。

 
1台のエバックLを実験目的によって、 感染用にも清浄飼育用にも切り替えて使用できます。
(実用新案・1602804号)
陰圧形使用時には、 両側面から吹き出した無菌空気が内部スライド扉の小穴から飼育部に流れ込み、
飼育部を快適な状態に保ちます。

飼育部で汚染された空気は背面から排気処理装置に吸い込まれます。
また、扉を開けたときも両側面の吹出し口より無菌空気がエアーカーテン状に吹き出しているため 、
直接外気の混入を最小限に押さえ、外部からの影響を防ぎます。

陽圧形使用時には、陰圧形とは逆に、無菌空気は飼育棚の背面小穴より吹出され、 内面スライド扉で
内部の圧力を陽圧に保ちながら極少隙間より空気を押し出します。

汚染された空気は外部への臭気漏れや作業者への直接的な影響を考慮し、外面の大扉で空気の流れを
押さえ、 両サイドの排気口より強制的に排気処理装置に吸い込まれます。

システム構成

コンパクト陽圧形オールフレッシュ式マルチスポットエアコンを使用。1台の空調機で飼育ユニット2台を感染用排気処理装置との
組み合わせにより、実験と飼育を同時に行うことを可能にしました。 (構成図−2参照)

 

構成図1

BECSEA-・ 〔BECSEA-・-P〕清浄飼育用  〔BECSEA-・- N〕RI・感染飼育用

構成図2

BECSEA-・ 〔BECSEA-・-PN〕P、Nの組み合わせは自由です。

条件を満たした選択いらずの逸品です。

マルチスポットエアコン

マルチスポットエアコンは、 オールフレッシュ式で温度・湿度を高精度に制御して、HEPAフィルターから無菌空気を高風圧で送風し、排気は屋外に送り出します。ビニールアイソレータへの送風や、小型無菌装置への送風等多目的にご利用いただけます。また、冷凍機の発停時の故障を防止する冷媒制御方式のほか、温度制御を鋭敏に行える電力調整器の利用、温湿度制御方式の全面的な改良、故障診断が容易に行えるパネル表示、エアフィルターの寿命を知らせる風速感知器の組み込みなど、大幅に性能向上を計った逸品です。

標準機種として、飼育ボックスは3段用、4段用、5段用の3種類があります。それぞれが使用目的に適した形状と材質で制作され、実験室内全体の美観を損なうことなく設置することができます。 飼育ユニットには、オプションとして、動物飲水用自動給水ノズル及び給水フィルターユニット(前段・25μ、主段・0.8μ)も取付けることができます。その他、各段可変形飼育ユニットも用意されています。